【将棋】「王位戦」開幕　藤井七段が３０歳年上の木村王位に挑戦

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2020/07/01(水) 14:53

将棋の藤井聡太七段にとって2つ目のタイトル挑戦となる「王位戦」の七番勝負が1日開幕し、藤井七段は地元・愛知県で、30歳年上の木村一基王位に挑んでいます。

藤井聡太七段（17）は6月、「棋聖戦」に続いて「王位戦」でもタイトル挑戦を決め、１日から愛知県豊橋市のホテルで七番勝負の第1局に臨んでいます。相手は30歳年上の木村一基王位（47）で、和服姿の藤井七段は振り駒の結果、先手になり、午前9時に対局が始まるとマスクを外してお茶を一口含んだあと飛車先の歩をついていました。今回の七番勝負は、6月、史上最年少でタイトル挑戦を果たした藤井七段と、去年46歳でタイトル初獲得の最年長記録を更新した木村王位との対局となり、日本将棋連盟によりますと、30歳差の棋士による対局は、タイトル戦では史上2番目に年が離れているということです。藤井七段は6月から行われている棋聖戦の五番勝負で2連勝し、初のタイトル獲得に王手をかけていますが、今回の王位戦では、七番勝負や持ち時間が8時間に及ぶ2日にわたる対局を初めて経験することになります。王位戦の七番勝負は9月にかけて行われ、先に4勝したほうが王位のタイトルを獲得します。