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【サッカー】<18年ロシアW杯・ポーランド戦>0-1の負け逃げに賛否両論も…まともに戦えば“終戦”だった

芸スポ速報+
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2020/07/01(水) 08:06

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ボール回しを始めた日本にスタンドは騒然
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サッカー日本代表が世界に最も大きな衝撃を与えた試合に、2018年ロシアW杯1次リーグのポーランド戦を挙げる人は少なくないだろう。1点ビハインドの状況にもかかわらず、ボール回しで時間稼ぎをしてそのまま敗戦。決勝トーナメント進出のため、西野朗監督の“ギャンブル采配”は大きな波紋を呼んだ。一歩間違えれば八百長疑惑がかけられ、全てを失ってもおかしくなかった決断。賛否両論が飛び交った中で、指揮官は何を思っていたのか。当時は語られなかった真意に迫った。
 ボルゴグラードのスタジアムに鳴り響いたブーイングと指笛。激戦を期待していた地元のロシア人ファンが日本の“非敢闘精神”に抗議するのは当然として、勝っているポーランドのサポーター、状況をのみ込めていない日本のサポーターでさえもブーイングを浴びせた。複雑な感情が入り交じるスタンドの空気は、ピッチの選手たちも嫌というほど感じていた。
 ここまでの流れをおさらいしておこう。強豪揃いのH組に入った日本は初戦で優勝候補のコロンビアを2―1で撃破すると、第2戦でもアフリカの雄・セネガルを相手に真っ向から打ち合い、2―2の引き分けに持ち込んだ。この時点でセネガルと並ぶ勝ち点4で首位をキープ。1次リーグ突破に王手をかけていた。
 そうして迎えた2018年6月28日。相手は開幕から2連敗で早々に敗退が決定したポーランド。決勝トーナメント進出に向けて有利な状況の日本の西野監督は、先を見据えてスタメンを6人も入れ替える大胆な策をとったが、これはサプライズのほんの序章にすぎなかった。
 試合は両チーム決め手を欠いたまま、スコアレスで後半に突入。14分、相手のFKからDFヤン・ベドナレクに先制ゴールを許したことで、事態は風雲急を告げる。この時点で、他会場のセネガル―コロンビアが0―0だったため、このままなら日本は1次リーグ敗退。だがその後、コロンビアが先制点を奪い、日本は勝ち点で並ぶセネガルとの比較からフェアプレーポイント(イエローカードの差)で優位に立った。
 するとここから日本ベンチが慌ただしくなり、西野監督は控えだった主将のMF長谷部誠に指示を送ったうえで37分に投入。その直後から日本は前線へパスを送らず、相手のいない後方でボールを回し始め、試合終了のホイッスルが鳴るまで約10分間、ひたすら時間稼ぎを続けた。
 最高峰のW杯の舞台で試合放棄同然のプレーをするのは前代未聞。勝っているならまだしも“負け逃げ”という選択だっただけに衝撃も大きかった。他会場の状況が変わっていれば、自らの首を絞めることになる極めて危険な賭け。結果的に狙い通りのシナリオを完成させて16強入りの切符をつかんだが、海外メディアや評論家、ファンから「世紀の茶番」「もう日本代表は応援しない」などと猛バッシングを受けた。
 試合後、西野監督は「自分が選んだのが他力(での1次リーグ突破)だった。心情とすれば不本意。ただW杯はそういう戦いもあって、その選択が正解と出れば、それは勝負にも勝ったということ」と苦渋の表情を見せた。
 様々な要素が複雑に絡み合って導き出された、日本サッカー史に残る“ギャンブル采配”。勝ち残らなければ何の意味も持たないという「現実論」と、負けてもいいから正々堂々と戦うべきという「理想論」の争いは、サッカーの競技性やW杯の本質、さらに「潔さ」を美徳とする日本人の民族性といった部分にも及び、正解を導き出せないまま時は流れていった。
 とはいえ、全ての責任を取ったのは、この決断を下した西野監督。場当たり的な采配でなかったのは間違いない。W杯後に日本代表監督を退任した西野氏に話を聞く機会があった。あの決断の裏にはいったい何があったのか――。
つづく
7/1(水) 11:00 東京スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/82c2032ceb123902bf11fcce08982ee6c9d0f7a9

この記事へのコメント

今?

ジャップは卑怯者だ

>>1 アトランタのトラウマがあった西野だからしゃーないよ

逆に、日本代表レベルのチームでも、ボール回しで相手に取られないんだなというか、 あれは相手もやる気無かったんだっけ?

この試合で一気に世間の空気がさめたのは事実

日本人は心のどこかで自分たちが正々堂々勝負すれば 相手もそうしてくるって思ってるとこあるからな 観客は特にそうなりがち

リーグ戦の戦い方はこんなもんやろ 3戦トータルでの勝ち点、得失点差見たとき 何点差までの負けならOKか考えるし 競技麻雀好きな人なら理解できるやろ

そっちより決勝Tベルギー戦の反省のほうが有意義

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