ホームレス「トマトをさ、五個も六個もくれるでしょう。僕らは料理ができないのだからプチトマトに」
※本稿は、國友公司『ルポ路上生活』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。
七月三十一日。
翌朝、目を覚ますと黒綿棒(編注:著者の國友氏が作中でそう名付けた長身のホームレス)が白い腕時計をしている。また誰かが金を恵んでくれたのかと思い近づくと、日焼けの跡だった。これまで付けていた腕時計の紐が切れ、時計自体もどこかで落としてしまったらしい。
いくら路上生活とはいえ時間がまったくわからないのは……
文句ばかりのゴミヤローだな
ホームレスにエサをやらないで下さいって看板立てなきゃ野良犬猫と同じで害にしかならないし
調理が面倒でもトマトぐらい丸かじりするだろ
こんなんだから、ホームレスになるんだな
生で齧らないの? なんて贅沢な
トマトの値段考えろよ 嫌なら貰いに行くなよ
ネトウヨよりいい食生活しててクサ😈w
まるかじりじゃだめなの?