自民党の石破茂元幹事長は15日、衆院予算委員会で約10年ぶりに質問に立ち、岸田文雄首相に防衛政策の基本姿勢をただした。予算委は一問一答形式が慣例だが、石破氏は一括して質問して、まとめて答弁を求める本会議のスタイルで臨んだ。30分の持ち時間のうち、質問に約24分を費やして「石破節」を披露。首相の答弁時間は10分程度となったため、充実した質疑にはならなかった。 石破氏は、2023年度から5年間の防……