5月に入り、急にコロナ禍は過去のものになり、街に人が溢れるようになった。東京の都心部の場合はとくにインバウンドの外国人が目立つようになってきた。観光業界にとっては待ちわびた"アフターコロナチャンス"の到来なのだが、関係者の話を聞くとどうもいいことばかりではない。浮かぬ顔をしている経営者が少なくないのだ。理由は「人が採用できない。人が足りない」ということだ。■コロナ禍で失われた労働力……