東京電力は27日、福島第1原発2号機の原子炉圧力容器について、内部調査に着手する方針を明らかにした。 圧力容器内を調べるのは1~3号機を通じて初。8月から配管内の放射線量を下げる準備段階の作業を始め、本格的な調査は2024年度後半を予定している。 調査では、小型カメラを配管に通して圧力容器の内部を確認。溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)やその周辺にある構造物の状況などを調べる。