オリンパスが5日発表した2020年4〜6月期の連結決算(国際会計基準)は、最終損益が27億円の赤字(前年同期は86億円の黒字)だった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、同社の製品を使う手術や検査などの症例数が減少し、主力の内視鏡事業や治療機器事業が振るわなかった。売上高は前年同期比22%減の1424億円、営業利益は92%減の11億円だった。新型コロナで顧客の医療機関などへの営業活動が制約を受……