【東京電力/福島第一原発】「被害者踏みにじる冷酷さ」旧経営陣の無罪確定で告訴団憤り 福島第一原発事故めぐる強制起訴裁判
福島第一原発事故をめぐり、東京電力の旧経営陣3人が、業務上過失致死傷の罪で強制起訴されていた裁判で、最高裁は、検察官役の指定弁護士の上告を棄却しました。これにより、3人に無罪を言い渡した1審と2審の判決が確定します。
強制起訴されていたのは、東電の勝俣恒久元会長と、武黒一郎元副社長、武藤栄元副社長の3人です。3人のうち勝俣氏は、去年10月に亡くなり、裁判は打ち切られています。
3人は、福島……